耐火構造の構造方法を定める件、準耐火構造の構造方法を定める件および防火構造の構造方法を定める件の改正について(概要)

2021/4/13up

耐火構造等(耐火構造、準耐火構造、防火構造)の構造方法については、一般的な基準として「告示に定める仕様」か「国土交通大臣の認定を受けたもの」とされています。国土交通大臣の認定を受けた耐火構造等の構造方法のうち、認定の実績が多く、一般に普及しているものについて、既往の試験結果により、それぞれ所定の性能を満たすことが確認されたものを「告示に定める仕様」に追加する改正案が作成され、意見の募集が行われています。

意見募集は、令和3年4月28日(水)まで行われます。改正告示の公布・施行は、令和3年5月下旬を予定されています。

◆改正の概要

以下の仕様について、各告示に定める仕様に追加されます。

@ 耐火構造の構造方法を定める件(平成12年建設省告示第1399号)

区分 部位 構造方法
耐火構造 屋根
  • たるきを鉄骨で造り、これに厚さ25mm以上の吹付けロックウール(かさ比重0.28以上)又はけい酸カルシウム板(かさ比重0.35以上)を設け、
  • 野地板に厚さ25mm以上の硬質木毛セメント板又は厚さ18mm以上の硬質木片セメント板を使用し、
  • 厚さ0.35mm以上の金属板でふいたもの

A 準耐火構造の構造方法を定める件(平成12年建設省告示第1358号)

区分 部位 間柱・下地 防火被覆
準耐火構造 外壁 木材 【屋外側】
塗厚さ15mm以上の鉄網軽量モルタル(有機物量8%以下)
【屋内側】
厚さ50mm以上のグラスウール(かさ比重0.01以上)又はロックウール(かさ比重0.024以上)を充填した上に、以下のいずれかを張ったもの
  • せっこうボードを2枚以上張ったもので厚さの合計が24mm以上のもの
  • 厚さ21mm以上の強化せっこうボード(ひる石入り)

B 防火構造の構造方法を定める件(平成12年建設省告示第1359号)

区分 部位 間柱・下地 防火被覆
防火構造 外壁 木材 【屋外側】
塗厚さ15mm以上の鉄網軽量モルタル(有機物量8%以下)
【屋内側】
厚さ50mm以上のグラスウール(かさ比重0.01以上)又はロックウール(かさ比重0.024以上)を充填した上に、厚さ12mm以上のせっこうボードを張ったもの
木材・鉄材 【屋外側】
厚さ15mm以上の窯業系サイディング(中空の場合、厚さ18mm以上、中空部除き厚さ7mm以上)
【屋内側】
厚さ50mm以上のグラスウール(かさ比重0.01以上)又は厚さ55mm以上のロックウール(かさ比重0.03以上)を充填した上に、厚さ9mm以上のせっこうボードを張ったもの

出典:国土交通省資料
〇耐火構造の構造方法を定める件、準耐火構造の構造方法を定める件 及び防火構造の構造方法を定める件の改正について(概要)(令和3年3月)