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建築工事届の変更について

2024/10/17up

「建築基準法施行規則及び建築動態統計調査規則の一部を改正する省令」(令和6年国土交通省令第89 号)が令和6年10月1日に公布され、同日施行されました。これに伴い、建築基準法施行規則別記40号様式(建築工事届)が変更されました。変更の概要は次の通りです。

<第一面>

  • 工事施工者および除却工事施工者欄に、担当者の氏名および電話番号を記入する欄を追加

第一面の変更箇所の画像による説明

出典:国土交通省「建築工事届の改正等に関する説明会資料」

<第二面>

  • 【5.主要用途】中分類項目まで記載していたところを、大分類項目の区分に簡素化
  • 【6.ロ.物件名】建築物ごとの物件名を記入する欄を追加
  • 【6.ハ.用途】使途区分の7区分を、建築確認申請の用途分類と同じ分類に変更
  • 【6.ト.用途ごとの工事部分の床面積】精度向上のため、用途ごとに上位3つまでの床面積を記入
  • 【6.チ.建築工事費予定額】欄は、消費税込みのチェック欄を追加

第二面の変更箇所の画像による説明その1

第二面の変更箇所の画像による説明その2

出典:国土交通省「建築工事届の改正等に関する説明会資料」

<第三面>

  • 【1.ロ.新設またはその他の別】「新設」および「その他」の2つの区分に簡素化
  • 【2.チ.建築物の評価額】万円単位に変更

第三面の変更箇所の画像による説明

出典:国土交通省「建築工事届の改正等に関する説明会資料」

その他、各面について小数点以下の数値は四捨五入して整数で記入することや、注意書きの修正など所要の変更が行われています。
また、建築物の建築を伴わない除却のみの場合の「建築物除却届(別記第41号様式)」も同様に改正されています。

改正後の様式(PDF版、Excel版)や記載方法等は、下記の国土交通省のウェブサイトに掲載されています。
→ 国土交通省「建築工事届・建築物除却届」